愛知万博にいってきた

週末を利用して、というか利用するもなにももうほぼ夏休みなので、60%くらい仕事で行くメンバーに便乗して愛γ地球博にいってきた。朝6時東京出発、9時現地入りというやや強行スケジュールで。さっそく待ち合わせに失敗して新幹線を乗り逃すわれわれ(ぼくが待ち合わせ場所まちがえたんですが。すいません…)。

名古屋で待ち合わせて会場に。リニモはとくに感想もないくらい普通。途中駅がやたらと高架なのがおもしろかったかな。うわさのペットボトル&手弁当チェックにひっかからないようにゲート前で飲み干す。

とりあえずサイバーじゃない長久手ニッポンカンを見学。竹ドームで涼しげ。「ここの映像編集した!」とか「あー、ここから撮ってたんだー」といった会話が飛び交う感じで新鮮味なし! とはいえ全球スクリーンはよかったですな。なんか映像のプログラムが日によって変わるんだそうで、見たのには海にさぼーんと飛び込むシーンがなかったのがざんねん。あと「どこでもニッポンカン」端末も借りてあそんだんですが、あれはもうちょっといろいろできるとよかったな。

瀬戸会場にも行って瀬戸ニッポンカンも。群読劇はなかなかおもしろかった。あと瀬戸愛知県館が涼しくてよかった(炎天下がとにかく暑いので、涼しいだけでパビリオンとして成功している感がある)。あとあれ、モリゾーゴンドラが会場を渡るとき民家付近を通るのでしばらくウインドウが曇って風景が見えなくなる仕組みがあるんだけど、あれがなんか急に間が持たなくなってオモシロいですね。

あとは行列はいやなのでトヨタ館とか日立館とかを飛ばしてぼちぼち見ました。イエメン館とかでたらめでよかったなー。物売ってるだけだし! 2階行っても売ってるものかわらないし! いっぽうキューバ館は酒を飲むことしか考えてなくて展示はないのにバーカウンターだけ妙にしっかり作ってあったりして。お国柄ですな。韓国館はちゃんとエキスポっぽくがんばってる感じで立体映像とか作っていたので見ましたが、飛び出してたわー。あんなに飛び出す映像をはじめてみた。みんな見るべき。そして見た内容は誰にも言わないべき。

チェコ館いってみたい。チェコアニメとかやってないかな…」「それは短絡的な気がするなー」「いやー…、そういう日本人の安直なイメージを、どのパビリオンもわりと汲んでくれてるんですよね…」というような話をしながらやや遠いヨーロッパ系のパビリオンにも行ってみたところ、はたしてチェコ館のパンフイラスト&映像監督はイジー・バルタ*1でした。わかりやすい! それはともかくチェコ館は万博パビリオンというよりは光と音の玩具をそろえた自然科学博物館というかエクスプローラトリアムといったかんじで、白木ニス引きのコンサートステージ(というより、音楽室!)をおもわせる館内もふくめてとってもよかったです。あとコーサカス館の「健康と長寿」というなぜかすごく昭和なでかい看板が見所。そういう看板温泉街とかで見たことあるよ! 東欧・北欧は自分のキャラと日本人の心をとらえてるなーと思った。

バラソフト(コーサカス館で食べられるバラ味のソフトクリーム。健康と長寿!)を食べながらグローバル・コモン4から歩いて帰ってきたら、「めざめの箱舟」の整理券を取った回がはじまっちゃってたので途中入場。入ったらすぐ終わってしまったので「これだとわっかんないですねー」と言ったら「いや全部見てもわかんないですよ」と言われた。ははは。いや映像装置とかその上に観客が立ってるのを上から見つめる感じとかわりとおもしろくなくもないんですが、整理券並んで取って体験する15分。としては食い足りない。カフェめし過ぎるなと。アリーナで見るとまた違うのかもしれんけど。

といった感じで、さほど大混雑でもカンカン照りでもなかったんですが、動けるだけ動いて見るだけ見たらかなり疲れました。21時くらいまでいてライトアップされた巨大な猿の顔(そういうのがあるんですが)を見ながら帰りました。弟のとこに押しかけて一泊。

写真はチェコパビリオンのもの。

*1:トルンカじゃなくてバルタのほうでした。訂正。