バタフライ・エフェクト

てわけで、「もしかしたらゲームだったかもしれない映画」としてバタフライ・エフェクトを見てきた。なんだか懐かしい感じでお金がなさそうな映画でした。なんか「π」とかそういう感じ。

遺伝的な資質で記憶が欠落する生活を少年時代に送った男が、そのころの欠落した記憶を埋めるべく当時の日記を読むと…というマルチエンディング映画ですな。好きなジャンルです。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか「ラン・ローラ・ラン」とかね。ふつうにゲーム化するとアドベンチャーなんだけど、ここはあえてオールドスクールっぽく「グーニーズ」みたいな横スクロールアクションにするといいと思った*1。「刑務所に散らばった日記のページを集めろ!」みたいな。で過去の部分だけアドベンチャーとかなの。

「過去にアクセス」という意味でちょっとだけ似ている「航路」ていう傑作小説がありますが、これもゲーム化してほしいっすね。こっちは過去ステージがセプテントリオンになってるってことで決まり。

航路〈上〉 (ヴィレッジブックス)

航路〈上〉 (ヴィレッジブックス)

航路〈下〉 (ヴィレッジブックス)

航路〈下〉 (ヴィレッジブックス)

そうかー、次世代ゲーム機は映像が映画レベルになるとすると、「映画化不可能!」ってことになってる小説のゲーム化を模索するってのはどうかなー。コントローラをどうするかってのが問題になるけど。ニンテンドウレボリューションの未公開のコントローラが脳波で操作するやつだったりしないかなー。

*1:なんでかっていうと、映画の全体的なトーンが80年代のアメリカ映画っぽいので、そういうのが合いそうなのです