台場

昼から科学未来館Playstationと科学」へ。ひさしぶりに新橋からゆりかもめに乗ってみると、いつもくっつけて取り込んでいるような風景があった。くっつける順番を考えてしまう魂。

展示はやっぱあんまり科学ではなかったものの、PS/PS2基板の変遷などを興味深く見ました(Epoxy君によると「PSの展示基板SCPH-1000って書いてあるけどS端子ついてないじゃん。初期型はPU-7だっつの」だそうです)。PSの回路設計の合理化が「PS One」を生み、PS2はEE/GSのダイサイズがどんどん小さくなってついにPSXでは1チップに統合され…という解説を見て、これはもうイキガカリ上「PS Two」を作るしかねえだろうと思った。

時間が合って定時開催の「プレステ分解ワークショップ」も見た。白衣のおにいさんが電動ドリルを片手にPS2(SCPH-10000)をてきぱき分解。オモシロい。PS2の電源ファンは風向のつごうで特注の左回転ファンを使ってるんだそうですよ。

それから整理券をもらっていすヾ+ポリフォニーデジタルのモーションライド「GTシミュレータ」に試乗。GTシミュレータっておいグランツーリスモ自体がシミュレータじゃんよと思ったけど「GT」ってのはかならずしもグランツーリスモのことではなくて、いすヾシミュレータのGTバージョンという意味あいのようだった。どっちでもいいが。

せっかくここまでリッチなシミュレータなのだからとりあえず安全運転してみようと思った。アクセルを踏みこまないで40〜60キロで走ってみると、テレビで遊ぶよりはさすが正確なスピード感があった。とはいえこのシミュレータハンドルとペダルは(たぶん)ロジクールのレーシングコントローラを流用してるもんだからややチャチで実感をそこねてた。いすヾが作ってんならハンドルくらい山ほど転がってるだろうになぜコクピットを再現しないのか疑問。

その後はアクセルを踏み込んでちゃんとレーシングぽく走ってみたけど、コントーラより走りやすかった(当たり前ですね)。ブレーキを踏んだときの逆Gがわりと重要で、なんかこう、コントローラ操作だとブレーキ踏むのもったいない気がしてしまうのですが、ブレーキの(大げさな)リアクションがあると、ちゃんとスピード殺さなきゃ! という危機感が呼びさまされる感覚がありました。

だからPSPのGTは車中であそぶといいよ、たぶん。