みたとこ0415

各作家が捉えた「世界」は、まさしく現状を反映する鏡となっている。陰惨な戦争と暴力、生物学の進歩に伴う身体の虚構化の進展、小児性愛を含むポルノグラフィ、グローバリゼーションと裏腹に進行する個人の内向化と文化の幼児化、そして、大文字の物語が消滅したあとに忽然と浮かび上がる、永遠の哲学的命題「死」……。
(…)そこにあるのは、ほとんど仏教的とも言える諦念の提示である。ひたすらリアリスティックに「あきらか」にした結果、「あきらめる」ほかなくなった現実を直視すること……。

戸田誠司さんのニューアルバムの録音が終わったようです。
リリースは6月16日とか。詳しいことはまだわかりませんが
超期待!