みたとこ0130

そうすると,本件においては,下記の計算式に示すとおり,LED及びLD各製品に実施された本件特許権を含む多数の特許を独占し,これらを自社で実施することによって被告が得られる利益を算出した上(上記①の場合),これに上記多数の発明中の本件特許発明の貢献度割合を乗じ,さらに,同発明について従業者発明者である原告が貢献した割合(特許法35条4項参照)を乗じたものが,本件特許権の相当対価として算出されるというべきである。
  本件特許権の相当対価=上記多数の特許に係る独占の利益×本件特許権の貢献度×原告(発明者)の貢献度