2003-04-24 森 博嗣『月は幽咽のデバイス』 book 林は車の中でくしゃみをした。 月が幽咽のデバイスであるならば、日光は幽咽のデバイスドライバということになろう。それはデバイスを叩き、そのインターフェイスをユーザに見せるための、ソフトウェアである。さてそれにしても、小説でまで「噂話をされた人物がくしゃみをする」必要はないんではないだろうか。